七十二侯ー鶏始乳ー


1月30日から七十二候の「鶏始乳」です。
鶏始乳〔にわとりはじめてとやにつく)」
と言います。

春の到来を感じた鶏が、
鶏小屋に入って卵を産み始める頃という意味です。

本来、鶏の産卵期は春から夏にかけてです。
冬は産卵をしなかったのです。

今年は酉年ですね。

【コケコッコー】

鶏は啼いて夜明けを告げるため、
中国では吉兆をもたらす動物。

日本には弥生時代に伝来し、
霊的な力を持つ鳥として
神聖視されていたそうです。

【天岩戸の神話】
面白い伝説がありますね。

天岩戸に隠れてしまった天照大神を
なんとか外に出そうと
いろんな案が繰り広げられますが
その中のひとつが神聖化された鶏を
鳴かせてみる」ということの伝説があります。

【江戸時代】
神聖視され、主に愛玩用とされていた鶏ですが
江戸時代になると、
採卵目的で飼われるようになりました。

寒い季節、
卵酒は昔からいただきますね。

風邪は万病の元です。

神頼りという意味もあり
祈りの気持ちからかなあと
インフルエンザが流行っている
この季節、ふと思っています✨

我が家でいただいているのは
伊万里コスモス村の卵です。

コスモス村の卵は
花伝の
【巴里奈のガトーショコラ】に使っている
貴重な卵です。

暑い時
寒い時

放し飼いのため
産卵がままならないのです。

その為
巴里奈のガトーショコラが
常時販売には至りませんが
他の卵は使用したくない想いです。

kaden−style

日々の暮らしに彩りを🌸 自然に恵まれた『花伝からの メッセージ』 花伝塾には 日々の暮らしに彩りをテーマに 『小さな幸せをさがし』の旅人として 集まっていただいています。 【食茶空間コーディネート】 〔おもてなし楽茶〕 〔茶席コーディネート〕 *長年綴っていた 〈花伝からのメッセージ〉ブログ https://kadens.exblog.jp/を このブログサイトに移行しました。

0コメント

  • 1000 / 1000