歳徳神

歳徳神

陰陽道で、その年の福徳を司る神様です。

歳徳神(としとくじん)の由来については諸説ありますが、とても美しい姫神で、何事にも神秘的な作用をおよぼすと言われています。

歳徳神のおらえる方位を選んでことを行えば、
「すべて吉」と言われています。
また「恵方」は、たたり神の巡って来ないもっともよい方向とされています。

昔も今も
お祝の時やお祭りなどの時に
よく登場するお餅

餅は稲の霊が宿るハレの日の食べものです。

食べると生命力が与えられると考えられ、
神様に捧げる神聖なものだったのです。

お正月には鏡餅を飾り、雑煮をいただきます。

なぜ鏡餅を飾るのでしょうか❓

元旦には
「年神様」
という新年の神様が、1年の幸福をもたらすために各家庭にやってくるとされています。

お迎えした年神様の依り代(よりしろ)、
つまり居場所が「鏡餅」なのです。

年神様は祖霊神であり、田の神、山の神でもあります。そのため、子孫繁栄や五穀豊穣に深く関わり、人々に健康や幸福を授ける神様として、
「正月様」、「歳徳神」(としとくじん)とも呼ばれて大切にされてきました。

お正月行事というのは、
その年神様を迎え入れてお祝いし、
たくさんの幸せを授けてもらうための
ものなのなんでしょうね

昔から伝わっていることには
深い意味がありますね。

だんだん意識が希薄になってきている
伝統行事ですが
やはり節目として大切にしていきたいものです。

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