明治伊万里ー佐賀県庁ー
昨日は県庁に用事があり、一階大ホールに飾ってある大花瓶(2m19cm)に久し振りに対面してきた。
この大花瓶は、もう25.6年前なるだろうか、それよりも数年前に明治六年、ウィーン万国博覧会に出品された一対の高蒔絵がほどこされた大花瓶(1m89cm)〈有田ポーセリンパーク所蔵〉を求めたロンドンの同じ業者から譲り受けたものだった。恐らく、明治11年のパリの万博に出品されたものだろう。
海外からエンターテイメントを持ってくる人を「呼び屋」と云ったと思うが、さしずめ小生は「連れ戻し屋」とでも称したい。
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有田花伝庵主 蒲地孝典記
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